新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。新潟県でもホテル旅館のキャンセル、イベント中止が増えてきた。
長岡では、すでに市内の 関係機関 で情報連絡会議を立ち上げ、何があっても対応できるよう各機関と連携して待機している。
先の展開はまったく読めない。日々の生活の中で、外出後の手洗い/バランスのとれた食事/十分な睡眠による免疫力の向上が──これらが、今ほど大切なときはない。

さて、健康のおおもとが「食」にあることを否定する人はいないだろう。子どもの成長、働く人の活力、成人病の予防、高齢者の元気、どの場面でも「食事」の力はとても大きい。

先日、食生活を中心に健康づくりを推進する市民ボランティア 長岡市食生活改善推進委員(略して食推)の活動に参加させてもらった。食推協議会のスローガンは、

      私達の健康は私達の手で

これを聞いて、思わずぐっときた。一家のお母さんが皆の健康を本気で守ろうとしたら、やはり、一人ひとりに自分の健康は自分で守るのだと教えるだろう。このセルフケアのメッセージは、健康を土台としてそこから自在な人生設計ができる人格に育ってほしいという深い愛情につながっている。

メンバーのみなさんは、市内11地域54地区(学校区≒コミセン単位)で、地域の人たちが健康でいられるように「食」を通したさまざまな活動に取り組んでいる。
長岡市は、県の「食生活改善推進委員養成事業(栄養教室)に係わるガイドライン」に基づく養成教室を開いて、修了者に活動依頼状を交付、辞退の申し出があるまで食生活改善推進委員として活動してもらっている。
※ 現在の委員数:611名。県全体3,710人で長岡市が最も多い (1位 長岡市660人、2位 新潟市473人、3位 佐渡市427人) 

この日は栖吉コミュニティセンターの健康料理教室におじゃました。テーマは「減塩と骨量アップ」ということで、減塩でもおいしくカルシウムが摂れるレシピだった。

メニューと画像を紹介しよう。
  きのこ入り煮込みハンバーグ
  高野豆腐の味噌炒め
  三色和え
  白玉もち、いちご

外食と比較すればはるかに薄味。にもかかわらず、試食会では参加者から「うちもこんな感じ」との声が聞かれた。長岡の家庭料理に、だいぶ薄味が浸透しているようだ。発足61年目というから、食推さんたちの長年の努力の賜物かもしれない。

市は「長岡市食育基本条例」、「長岡市食育基本計画」によって、食による健康づくりと長岡の食文化の継承にとりくんでいる。
その活動の先端を担う食推しょくすいさんたちは、市内で急速に広がっている「子ども食堂」「みんな食堂」にもご協力してくださっている。みなさんの今後のさらなる活躍が、長岡市民の健康につながってゆくと思う。

栖吉コミセン健康料理教室に参加の方々と (青いエプロンが食推さん)