コロナ禍で、地域活動や市民活動も再開に至っていない。
自治会は総会や寄り合いなども開けず、 休止状態の所が多い。 このままいくとどうなるのか?といった不安の声が役員の皆さんから聞こえてくる。
そこで、ぜひ「市民活動団体奨励金」の申請をおすすめしたい。すでに42団体から申請があり(スポーツ少年団やダンス教室など、スポーツ関連団体が最も多い)、これから町内会・地域団体の申請が急増する見込みだ。
※ 参照「6月補正の初日提案から

申請内容には、消毒液やマスク、フェイスシールド、非接触型の体温計などの購入費が多い。また、「新しい生活様式」を踏まえ、オンライン(リモート)による活動を行うためのWebカメラ、パソコン、ワイヤレスマイクなどの購入も目立つ。

 

交付を受けた「Nagaokaみんなの子育てラボ」は、「子育てサロン」や「子育てカフェ」、講演会を開催できない現状を打破するため、本奨励金を活用した。80.7 FMながおかを通じて子育てに役に立つ情報や親子で楽しめる読み聞かせ、コラムなどを発信する。

 

ママさんスタッフたち(Nagaokaみんなの子育てラボ)

誰もがいつでも繰り返し聞けるように、音源のウェブサイト掲載を検討しているという。うんうん、「コロナに負けず、社会を良くしたい。地域を元気にしたい」という長岡市民のパワーを感じる。何より、お一人おひとりの生き生きしている姿に拍手したくなる。

奨励金の予算額は200団体分の2,000万円で、現在の執行率は20%。申請が多くなれば増額する予定だ。
 対象:市内で活動を行う2人以上で構成される団体
   今年6月16日(火)以前から活動実績があれば可

もちろん自治会・町内会もOKだ。多くの団体から申請いただき、市民活動を継続・再開し、長岡を元気に盛り上げていただきたい。

 

なお、「未来を創る市民活動応援補助金」制度もある。
長岡の未来をつくるための公益性のある活動やイベントに対して、上限50万円(原則)を補助する。併せてご活用を。

 

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   関  連  記  事: 芸術文化活動の再開
タイトル画像:
市民活動団体奨励金パンフレット