新型コロナウイルス感染症の影響で、国境を超える移動が制限されている。 長岡市が長年取り組んできた姉妹都市交流にもストップがかかり、非常 に残念な状況だ。

長岡市の姉妹都市は5都市、友好都市は1都市である。長岡市国際交流協会と協力して、毎年さまざまな青少年海外訪問プログラムを実施してきた。
これまでに、訪問と受け入れを合わせて、延べ3,000人が参加。姉妹都市・友好都市を訪問した長岡の中・高校生や大学生は、ホームステイやディスカッション、スポーツなどを通して異文化を体験し、その経験を活かして世界・各分野で活躍している。

プログラムの中には30年も続くものがある。株式会社原信の全額資金提供による「原信サマースカラシップ」だ。長岡市とアメリカ・フォートワース市の高校生がペアになり、お互いの家庭にホームステイをする相互交流プログラムは珍しく、民間企業が長年にわたり青少年の人材育成を牽引するプログラムとして、海外でも注目されている。
ご支援に心より感謝申し上げる。

 

フォートワース市の高校生は、毎年7月下旬に長岡市を訪れ、戦災資料館で長岡の歴史を学び、8月1日の平和祈念式典や長岡まつり大民踊流しに参加し、ホストファミリーと長岡花火を鑑賞する。

一方、長岡市の高校生は、8月半ばにフォートワース市を訪れ、ホストファミリーとの交流に加え、ジョン・F・ケネディ博物館の見学やテキサスレンジャーズの試合観戦など、現地の文化や風習、ものの考え方、地域の活動などを学んでいる。

 


国際交流は、異なる文化や習慣を持っている人や国に対して、偏見を持つことなく付き合える、大きな視野を持った人材の育成につながる。これからの時代を担う若い世代が国際経験を活かして、明るい未来を切りひらいていくことを期待している。

 

一日でも早く新型コロナウイルス感染症が収束し、姉妹都市・友好都市の皆さんと顔を合わせた交流が、一日でも早く実現することを願ってやまない。
今年度はコロナ対応企画として、現在、
オンライン国際交流の参加ファミリーを募集中だ。姉妹都市米国テキサス州フォートワース市のトリニティバレー校(幼稚園から高校)の生徒家族とペアになり、スカイプやズーム、メールなどを通じて、お互いの自宅でオンライン交流を行う。
国際交流に興味のあるご家族の皆さん、是非ご参加ください。

 

 

 

 

 

■青少年海外訪問プログラム
○アメリカ・フォートワース市
 ①インターナショナル・リーダーシップ・アカデミー
  各国の高校生が大学寮に滞在し、英語での討論や文化発表(17日間。平成元年から)
 ②原信サマースカラシップ
  長岡と現地高校生がペアを組み、お互いの家にホームステイ(20日間。平成3年から)
 ③中学生海外体験フォートワース訪問
  中学2年生がホームステイをしながら現地中学校へ通い、日本文化を紹介(10日間。平成3年から)
○ドイツ・トリアー市
 ④青少年国際スポーツキャンプ
  高校生が各国の青少年とスポーツを通じて交流(12日間。平成14年から)
○アメリカ・ホノルル市
 ⑤学生平和交流プログラム in Honolulu
  真珠湾攻撃追悼式典や現地学生との交流で世界平和を考える(6日間。平成23年から)
 ⑥高校生英語研修プログラム in Honolulu
  ホームステイをしながら、現地の青少年と英語で交流(8日間。平成28年から)
 ⑦中学生海外体験ホノルル訪問
  中学1年生が歴史学習や現地中学生との交流を通じて世界平和への意識と異文化理解を深める(8日間。平成26年から)