昭和19年、市内長倉町にあった新潟県農事試験場(現在の新潟県農業総合研究所作物研センター)の2haの試験田で、高橋浩之氏らにより、 農林 22号を母親、農林1号を父親として人工交配したものがコシヒカリの始まりだ。……その後、福井農事改良実験所で育成→全国で試験栽培→新潟県と千葉県が作付を奨励する奨励品種に選定→「こしひかり」と命名→農林100号として登録…… 
コシヒカリのふるさとは長岡だったのだ。

 

 

 

金匠の販売コーナー(銀座三越)

 

 

では、ながおかこしひかり金匠きんしょうというお米 (写真上)をご存知だろうか?
「長岡うまい米コンテスト」で金匠を受賞した米作りの匠たちの手になるコシヒカリの一級品である。

 

長岡うまい米コンテスト2019 審査風景(11/23 アオーレ長岡で)

 

 

特筆したいのは、コンテストで競い合った結果・・を、消費のマーケットに直につなごうという点だ。どういうことかというと、金匠プロジェクト(代表早川さん)で、受賞者トップ20全員の生産するコシヒカリを合わせブレンドしたものをながおかこしひかり金匠として販売しているのだ。ここに、このブランドの説得力がある

 

長倉の農事試験場で競い合った株が選抜され、コシヒカリが誕生したことを想えば、このやり方はまさしく王道と云える。毎年、採用されるお米の入れ替え戦を行っている訳で、米作りプロフェッショナルへの敬意の念が湧いてくる。

 

コンテスト会場での試食会

 


初年度(平成28年度)の販売は市内限定だったが、金匠米のコンセプトを認めて買ってくださる日本の消費行動意識の高さと相まって、着々と首都圏の有名百貨店や関東・関西に展開する高級スーパーなどに販路を拡大し、「長岡米」のファン獲得・ブランド価値向上に貢献している。
米どころ長岡の「うまい米ブランド」に、これからも乞うご期待!

 

 

当日、コンテスト会場で羽釜で炊き上げた金匠がふるまわれた

 

 

P.S. 冒頭のキャチ画像は「長岡うまい米コンテスト」学校田部門で最優秀賞に輝いた太田小学校のみんな

 

 

 

■参考■ 
長岡うまい米コンテストの審査方法
(平成21年から実行委員会(事務局:長岡市農水産政策課)が毎年開催)
・1次審査
 栽培履歴書で安全・安心な栽培方法であるかを確認
・2次審査(玄米を機械にかけて、成分のバランス、整粒歩合などを計測)
穀粒判別機及び食味評価機器により上位50点を決定
穀粒判別機:粒の大きさが揃い度合、着色や胴割粒など被害粒の割合をスコア化
食味評価機器:玄米の成分(タンパク含有率、水分、アミロース値、脂肪酸)をスコア化
・3次審査(実際に炊飯したお米の「おいしさ」を数値化)
炊飯食味計を用いて検査し、最終審査(食味官能審査)へ進出する20点を決定
炊飯食味計:精米し炊飯したお米に光を当て、透過率や反射率により食味をスコア化
・最終審査
官能審査(食べ比べ)により上位入賞者を選出
トーナメント方式(予選16点・決勝4点)
審査員10名が味や見た目、食感などを総合的に審査
(お米マイスター、料理人、食品業者のバイヤー、管理栄養士、調理士など)