「正月の家族だんらんに、昔ながらの伝承あそびを」と思う方もおられるとだろう。手軽にお正月らしさが演出できる「かるた」で 遊ぶご家庭 もあると思う。今回は、お子さんがおられるご家庭向けの、長岡オリジナルのかるたを紹介したい。その名も『越後長岡地域の宝かるた』だ。
テーマは“地域の宝”。次世代への継承を願い、市内小学校から読み句と図案を募集して昨年の末に完成した。思わず笑みがこぼれてしまう出来栄えで、個性あふれる一揃え──まったく子どもたちは、素朴な心でストレートにわがふるさとをアピールする名人だ。
こちらからダウンロードできるので、ぜひ遊んでみていただきたい。
11市町村が合併して大きくなった長岡には、歴史・文化の豊かな多様性がある。国際化の深化に合わせて、地域の宝を資源として観光(インバウンド)のうねりを長岡に呼び込むことが、若い世代が郷土愛を受け継ぐモチベーションとなるはずだ。各地域における未来を目指すこの取り組みこそ、長岡の重要課題だと思っている。
三島 竹あかり街道
この取り組みの1つが「地域の宝」プロジェクト。各地域委員会で選定した「宝」を守り磨き上げるともに、地元でこうした活動に取組む団体を支援している。「地域の宝」の定義は、
1)地域の大半の人が自分たちの宝と認識している。
2)大切にしている組織(NPO等)が存在している。
3)未来を担う子どもたちが参加できる。
4)全地域的な活動が期待できる。
5)地域がひとつになれる。
来年は、道の駅「ながおか花火館」がオープンする。花火館からも「地域の宝」の情報を発信して各地域に観光客の流れをつくり、長岡の魅力・認知度を高めていきたい。
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