長岡の産業界における外国人人材への期待にどう応えていくか?
今日は、先回トピックの続編である。

今のところ、 労働集約型産業 に外国人労働者の受け入れ希望が多い。が、はたして、この需要が満たされればそれで大丈夫と言えるだろうか?
人手不足対策に留まっていないで、高度な能力を持つ外国人技術者を受け入れ、長岡版イノベーションの推進力にしたい──これが私の思いである。


1月のベトナム訪問で間近に見たホーチミン市工科大学には26,000名の学生が学び、特に学生のIT能力には自信があると学長は話していた。最高学府ハノイ大学をはじめ多くの大学があるベトナムは、理数系に強い国民性から優秀な若い技術者・研究者の宝庫といわれている。
長岡技術科学大学に、100人のベトナム人留学生がいるのも長岡との大きな縁 (絆) である。

 

未来を責任を持って築くためには、高度人材 (イノベーション人材が必要である。このことを理解するのはたやすいだろう。では、何故それが 「外国人人材」なのだろうか ??
この点についても、少し考えてもらえれば、【
人口減少→ I T人材の不足】が背景にあると気づくだろう。今、経済はグローバルスケールで考えねばならない。かような経済環境を生き残るため、国境を超えた人材・能力・技術… が必要なのだ。であるのなら、仕方なく〜ではなく、肯定的に迎えたら、その効果は何倍にもなって返ってくるはずだ。

だからこそ、柔軟な企業文化を培い、皆それぞれが Win-Winな関係を目指すことが求められている。もっと踏み込んで、Total Win と表現した方が良いかもしれない。すなわち、「多様性(ダイバーシティ)」の尊重である。

 

長岡の企業の現地法人オフィス。ベトナムの若者が戦力の中心と
なっている。長岡本社にいるベトナム人社員との交流もさかん。

 

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冒頭画像の説明:ホーチミン市工科大学の学長と