子どもたちの孤食を食い止めようと、全国的に 子ども食堂が広がっている。低額で、栄養たっぷりの手づくり夕ごはんを出してくれる。何とも 頼もしいのは、個人をはじめ、団体や食品スーパーからの食材の無償提供が強力なバックアップとなっていることだ。すでに市内8カ所で開設されている (今後も増える見込み) ので、ご存知の方も多いと思う。

 

 

これで大人300円 (手前)、子ども100円 (向こう)  おかわりOK



長岡では、子どもに限らず、あらゆる年代の皆さんが利用しており、「みんな食堂」という名称がよく使われている。この場所は、食を通じたつながりの場であったり、居場所だったり‥‥。それぞれ地域の個性を生かした活動が展開されていて微笑ましい。

 

 

まちなかコミュニティ食堂表町コミュニティセンター

 

 

大きい子たちは、友だち同士で 与板みんな食堂 (与板本願寺新潟別院 )

 

県内で初めて運営費の助成を始めたわが市では、情報提供や相談対応、関係者をつなぐ情報交換会も開催している。共働き家庭が一般的になり、地域での人間関係が希薄になる中、子ども食堂の取り組みは、新しいコミュニティのかたちとして気運上昇中だ。顔がわかる同士がみんなで子どもを育む、それが高齢者の見守り(=思いやり)へとつながり、さりげない居場所づくりとなって、地域全体の安全・安心を確かなものにしてゆくだろう。

引き続き市民生活の土台を支え、笑顔で頑張っている方たちをしっかり助けよう。

 

裏方さん、みんな有志です 与板みんな食堂(与板本願寺新潟別院 )

 



関 連 記 事 :共生社会の拠点
冒頭画像は:塚山みんな食堂(越路の塚山地域活性化センター)