本日、山古志「牛の角突き」初場所が待望の開催にこぎつけた。
山古志闘牛会など関係者支援者のみなさまに、心から お祝いと感謝を申し上 げたい。
長らく、観光客や来訪者のない期間が続いたが、ようやく往来自粛要請が解除され、「牛の角突き」が、集客イベントの再開第1号となった。
ここまでの関係者のご苦労は大変なものがあったと思う。
多額の減収に耐えながらの新しい生活様式での開催は、「収益を度外視してでもやるぞ」という心意気の表れにちがいない。

ブナ林に囲まれた闘牛場には、さんさんと太陽の光がふりそそぎ、気持ちのいい風が吹き抜ける。「牛の串焼き」など味わいながら、1千年の歴史、闘牛のパワー魅力を肌身に感じる──このひと時が、明日への元気を与えれくれた。
どうしてこのような気分になれたのだろう?
しばらくして、元気=良い気=健康という連想に思い至る。自然と牛と人間と、、ここには、自然界と人間界をつなぐ結界の時空があるかのようだ。

きっと私たちは普段から、ちょっと外出=自然の中に出て行くことで健康のバランスに役立てているのだろう。
やはり、コロナ以後のキーワードは「健康な生活」かな?
新型コロナによって私たちは「健康を価値の中心に据えることですべてが始まる」ことを経験しているのではないか。きょうは、ウイルスと共生する健康の力(自然免疫力)を再認識しながら、角突きを観賞させてもらった。ありがとう!

闘牛と呼ばれるが、正確には「牛の角突き」という。
命をかけて勝負をつけさせるような乱暴な格闘ではなく、正々堂々と力比べをしたら、結果は「引き分け〜
勝負かちまけつかず」となる。家族連れで楽しめること間違いなし。一度、観に来ませんか? お待ちしています。
次回の開催は7月12(日)


 
 タイトル画像:    本場所デビューの3歳の若牛。
        勢子せこが手綱つきで見守りながらの初登場。
   関  連  記  事: 市民活動再開 withコロナ