11月3日(水祝)、「ながおかクオーレ即売会」(長岡商工会議所主催)がアオーレ長岡のナカドマで開催され、久しぶりに大勢の人々で賑わう様子を目の当たりにした。
これまで、新型コロナウイルスの影響で、多くのイベントが中止や延期を強いられてきた。ここへ来てようやく物販・飲食のイベントも開催できるようになってきたことをうれしく思う。
年末年始に向けて、アオーレでは多彩なイベントが続々と開催されるので、紹介しよう。
■感動の「アール・ブリュット まちかどギャラリー」開催中!
今年もアオーレ長岡では、障がいのある市内外の作家による「アール・ブリュット※まちかどギャラリー」が始まっている。今回で5回目 (第1回は平成29年) を迎えたこのギャラリーは、作品を通して作家の個性や感性、日常や暮らしぶりなどを伝え、そこにある”素晴らしさ”を知ってもらおうと開催されてきた。
今回は、「まちごと美術館CotoCoto」に所属する長岡・柏崎エリアの作家の作品を中心に、計26点が展示されている。この活動は、まちをアートで彩るだけでなく、アート作品のレンタル料の一部が作家に支払われて収入となることで、障がい者の自立支援の役割も持つ。
作品は、アオーレ長岡(1階:シアター脇・福祉カフェりらん前・3階:市民協働センター・オープンテラス)のほか、社会福祉センタートモシアにも展示されているので、ぜひご覧いただき、独創的なアートの世界をお楽しみいただけたらと思う。(11月30日(火) まで開催。アオーレ長岡は終日、トモシアは9:00~22:00まで)
※ アール・ブリュット
アール(Art)は「芸術」、ブリュット(Brut)は「磨かれていない(加工されていない)生のまま」という意味のフランス語。文化的な伝統や流行、教育などにとらわれず、独自の発想と方法により制作した作品を指す。
■アオルミネーション 11月13日(土)からスタート!
9年目を迎えるアオーレ長岡・冬の風物詩「Aollumination」は、
11月13日(土)からスタートする。
今回は、ホワイト・オレンジ・シャンパンゴールドを基調としたディスプレイ。LEDライト約7万球の光が、音楽とともにナカドマに降り注ぐ。昨年に引き続き、樹高8mのモミの木を使ったクリスマスツリーも設置される。
点灯時間:16時~22時(音楽は20時まで)
今年、アオルミネーションは、商店街のイルミネーションとタイアップし、「#長岡まちなかイルミネーション」の一環として行われる。「インスタ映え」するまちなかを、レッツ・エンジョイ!#(ハッシュタグ) をつけてSNS上への投稿を呼びかける作戦だ。
私も写真投稿に挑戦してみようと今から楽しみにしている。
さらに、関連イベント クリスマスマーケットも開催される。
日時:12月11日(土)・12日(日)
アオーレ全館を使い、クリスマス雑貨の販売をはじめ、子どもたちが元気に遊べるキッズパークや気軽に参加できるワークショップ、飲食コーナーなど、家族で楽しめる企画が目白押しだ。
クリスマスのハッピー体験を、いっぱい楽しんでほしい。
■不撓の米フェス、いよいよ開催!
11月1日 (月)、音楽・スポーツ等の大規模イベントの「上限1万人」の入場制限が解除された。
今後は、声援など大声を伴うイベントは収容定員の50%、大声を伴わない場合は5,000人または収容定員の50%のうち多い方が上限となる。
延期していた「米百俵フェス ~花火と食と音楽と~2021」も、12月17日(金)~19日(日)に開催される。会場は、アオーレ長岡に変更だ。
冬季のため野外フェスの開催は叶わないが、コンサートはアリーナ、フードコートやキッズパークはナカドマでと、アオーレを目一杯活用したフェスとなる。クリスマスムードも高まるこの時期、ピンチをチャンスにして、新しいエンターテインメントでみなさんを楽しませたい、と主催側はがんばっている。
出演アーティストやチケット等の情報は専用HP、チラシでご確認いただきたい。
花火については、長岡花火財団の協力のもと、「長岡花火ウインターファンタジー」とコラボし、当日の打ち上げ様子を米フェス会場で生中継する。
長岡がウイルス禍に負けず、音楽や食、そして花火の力で、明るく元気な2022年を迎える活力になることを心から願っている。みんなで楽しみましょう!
関 連 記 事: 活動を始めよう! ゼロ感染~米百俵フェス
タイトル画像: 「長岡米百俵フェス」延期公演パンフレット