今回は、小学校のタブレット端末活用をご紹介しよう。

長岡市は、 市立学校(小・中・総合支援学校)の児童生徒全員にタブレット端末を配備する。 一人に1台!今年度末までに配備完了する。
※12月8日現在、83校に計7,655台を配布済



寺泊小学校の場合

同校では、全児童にタブレットが配布され、日常的に使っている。

 

6年生国語〜「メディアと人間社会」で筆者の主張を整理

 

6年生体育〜サッカーの試合中の映像を見て作戦会議

【日常】登校後直後、朝の時間にタブレットでドリル(国算理社)に取り組んだり、キーボード入力の練習をする。
【国語】自分の意見に対する友だちの意見(反論)をタブレットで収集取り込み、それらを参考に意見文を練り上げる。
【社会・理科・総合的な学習】調べたい事柄を検索し、調べたことをまとめたりする。
【体育】サッカーなど実際の様子を動画で撮影し、自分やチームの動き方を分析し、向上と作戦に活かす。
【音楽】リコーダーの指遣いの学習支援動画を見ながら、自分のペースで練習に取り組む。
【図画工作】作品を写真撮影し、撮影した画像を使って鑑賞する。スクリーンに映し出すこともできる。

 

表町小学校の場合 

タブレットの活用が “自ら考える主体的な学び”にとても役立っている。全員同時にタブレットに意見を書くことで、一人ひとりの素直な意見が表現される。先日行われた2年生の道徳授業でも、タブレットを使って児童の意見を集約していた。(これまでの「個々に発言する」「自分の考えと同じものに手を上げる」などの場合、どうしても先に出された意見や多数意見に影響され、同調傾向がみられ、自分の本当の意見が表現されないことが多かった)

先生は、それぞれの児童が日々何を考え、どんな意見を持っているかを把握し、尊重しながら授業を進めることができる。児童にとっても、普段発表しないクラスメイトの意見も知ることができ、意見交換が活発になるし、友だちへの理解も深まる。

 

友だちの答えを気にせず、自分で答を考え、先生の端末に送信(提出)

 

 

 I C Tアイシーティー 教育の未来

こうした取り組みを、授業や学校生活のさまざまな場面に広げ、子どもたち一人ひとりの個性や能力を考えた指導を充実させたい。
そして、「端末を使いこなす=デジタル社会の基本スキル」という段階から「タブレット端末などICT機器の自在な利用で自分の能力を拡張する」というレベルに発展していくことを期待している。

今後、各学校にICTアイシーティー支援員※1GIGAギガスクールサポーター※2 を派遣し、タブレットを使った授業を積極的に支援しながら、新しい学びのスタイルをつくっていく。
米百俵の精神で、未来を切り開く人材育成を加速化させていきたい。

 

 

 

※1
ICT支援員:授業におけるICT活用の支援、授業の相談や事前準備等のサポート等を行う。現在17名在籍。(ICT=information and communications technology= 情報通信技術)

※2
GIGAスクールサポーター:教職員が教材研究で使用するタブレット端末の操作説明、授業時の児童・生徒への補助等を行う。現在19名在籍。(GIGA=Global and Innovation Gateway for All)

 

 

 タイトル画像: 
【表町小学校】タブレット端末はキーボード付きのPCタイプ(画面はタッチパネル式)
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