新型コロナウイルスの 新規陽性者数が急増している。入院を要する患者数も増加している。今から2週間後、1か月後に感染状況はどうなるのか、 科学的データによる予測を立て、予測に基づいた対策が必要だ。しかし、 依然として検査数が少なく、政府や東京都のコロナ政策からちぐはぐな印象をぬぐえないのがもどかしい。
ここは、やはり「スペインかぜ」の教訓に学び、感染拡大を想定して医療体制を強化する必要があると思う。役割分担の関係で、市町村でできることと財源は限られてくるので、全国の市町村でも医療支援の動きはあまり見られない。しかし長岡としては、感染第2波に備え、積極的に地域医療を支援していきたいと考えている。
次の一覧表は今まで実施した支援の内容だ。

 

  対  象 金 額 内 容
1 人工呼吸器等の購入費補助 2,200万円 〇市内基幹3病院に感染症対策として導入する機器(人工呼吸器等)及び物品(マスク・ガウン等)購入費を補助
上限額18,000千円×1病院(日赤)、2,000千円×2病院(中央、立川)
2 PCR検査センター(仮称)設置支援事業費 1,000万円 〇PCR検査センターの立ち上げ支援
①医療物資(防護服・フェイスシールド・ヘアキャップ・手袋等)の提供支援等:990万円
②PCR検査従者向け研修経費費の助成:10万円
3 感染症拡大防止策支援補助金 3,012万円 ○市内の医療機関が新型コロナウイルス感染症対策に必要とする物品の購入経費に補助金を交付し、医療機関の感染防止対策を支援する(上限 病院:20万円、診療所:10万円)
対象機関:病院 7・医科診療所 約150・歯科診療所 約130
補助対象:令和2年4月1日まで遡り、手指消毒剤、フェイスシールド、窓口用アクリルパネル等の新型コロナウイルス感染症対策に係る物品の購入経費を対象とする
4  

PCR検査センター運営報奨金

614万4千円 〇長岡市医師会が新潟県から受託したPCR検査センターの人員確保と従事者の慰労を目的とした報奨金
※ 長岡市医師会から人員体制の維持と従事者の慰労を目的として提出された要望書に基づき算出
医師(22,000円)+看護師(12,000円)+事務員(4,400円)×160日=6,144,000円
5 医療体制強化支援補助金 5,998万9千円 ○新型コロナウイルス感染症の今後の感染拡大に備え、市内の基幹病院が行う施設整備や機器購入経費に対して補助金を交付し、医療提供体制の確保・強化を図る
・長岡赤十字病院:微生物分類同定分析装置購入費
・長岡中央綜合病院:手術室等の室圧切替工事、気管支ファイバースコープ等の機器購入費等
・立川綜合病院:人工呼吸器、超音波診断装置(肺エコー)購入費   
合 計  1億2,825万3千円

新型コロナの第2波に備えることは、とりも直さず、次のパンデミックが襲ってきたときの備えとなるだろう。未知の感染症は必ず発生する。諸外国の過去の例だけでなく、現在進行中の成功例、失敗例なども見回して、虚心坦懐オープンマインドに対応してゆくのがよいと思う。