ことしも 上通小学校の3・4年生たちが、「はなはす・れんこん・かみどおりプロジェクト※」を展開し、 アオーレ長岡に「花はす」を 飾ってくれた。
※ 長岡市が掲げる “熱中!感動!夢づくり教育”を推進するための事業「学校・子どもかがやき塾」の1つ。また、花はすとは、観賞用のハスのこと。
今回飾った花はすは5月末に学校で植え付けたもの。6月には、下見にアオーレを訪れ、日当たりや人通りを入念に確認してくれた。
上通小のみんなが精いっぱい育てた花はすは、ピンクの花だけでなく、緑の葉ものびのび清しく目をひく。仏教とともに伝わったハスなればこその感慨が湧くのだろうか?
みなさんも、ぜひ、見にお寄りください。
子どもたちは、大口れんこん生産組合の皆さんの全面的な協力のもとで、花はす栽培のほか、食用れんこんの植え付け・観察・収穫・れんこんレシピの紹介… など、一年を通して中之島特産の「大口れんこん」について学んでいる。
また、鉢の中にメダカ(ボウフラを食べてくれる)を放す=タイトル画像 など、生態系システムはじめ、教室だけでは学べないたくさんのことを経験科学してくれていると思う。
ちなみに──
「ハスといえば大口でしょ?」と言われるので、補足しておくと──食用の大口れんこんは、2019年11月、天皇陛下即位に伴う 大嘗祭 の儀式「大嘗宮の儀」でお供えされた特産物にも選ばれている。
現在、地域の農林水産物・食品を知的財産として認定登録する農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に申請中だ。
関 連 記 事: 『地域の宝かるた』