5月の「長岡市学生応援プロジェクト」で、県外にいる長岡出身の一人暮らしの学生たちに、長岡の米やもち、 醤油などの詰め合わせ「長岡ウマレ 長岡ソダチ」パック(タイトル画像)を送った。報道などで見た方もあると思う。
受付開始から1週間で1,500件、最終的に1,900件の申し込みがあり、コロナ禍で不自由な生活に追い込まれている学生さんからは、「ふるさとからの“便り”がうれしかった」「感動した」、保護者の方々からも「ありがたい」「助かります」といった声が寄せられた。
この気持ちを形にするため、クラウドファンディング(CF)を立ち上げた3人の大学生諸君がいる。長岡雪しか祭り(来年2月開催)で花火を打ち上げる資金をウェブで募っているというのだ。
※ 長岡市学生恩返しプロジェクト実行委員会として立案企画
故郷のために花火を打ち上げよう──!
名付けて「長岡市恩返しプロジェクト ~みんなの想いを2021年の空に~」。7月10日(金)からスタートしたCFには、すでに130万円ほど(8月8日(土)現在)の支援金が集まっている。
さすが、「長岡ウマレ長岡ソダチ」! 自分たちの想いを表現するために、ではやってみようと行動する力はすばらしい。
来年2月、みんなの想いが込められた花火が、長岡の冬の夜空を大きく美しく彩ることを心から願っている。ありがとう!
さて、夏休みとお盆の時期になった。
帰省断念が8割との調査もあり、今年はたくさんの学生たちが帰省せず、一人暮らしで頑張ってくれていると思われる。
そこで、支援の第2弾を実施する。
第2弾では、県外だけでなく、市外の県内大学等に在籍する一人暮らしの学生約2,200人も加えた約5,200人を対象とする。米やそうめんなど、夏らしい特産品、マスク等の詰め合わせを贈る予定だ。
さらに、市内の大学等に在籍する学生や留学生には、ながおか・若者・しごと機構の主催事業や長岡市と連携して実施する事業に協力してくれた場合、謝礼として長岡市共通商品券を配布すする。
本プロジェクトの申込者(学生)には、長岡の企業説明会や首都圏での交流イベント等の情報を定期的にメール送信することにしている。
長岡の魅力を発信するので、U・Iターンや地元就職につながってくれたらうれしい。
若い力も借りて、新しいNAGAOKAを育てていきたいものだ。
■参考■
7月補正 学生応援プロジェクト事業補助金
1 主 旨
新型コロナウイルス感染症の影響長期化により、親の収入減少やアルバイト先の休業などによる収入の減少など、学生を取り巻く経済的な環境は困難な状況にある。長岡市出身の市外学生及び市内の大学等に通う学生を支援し、学生との繋がりを作ることで、将来的なU・Iターンや地元定着を促進する。
2 事業概要
(1) 市外学生応援事業
〇内容:長岡の特産品詰め合わせパックをプレゼント
〇対象:5,200人
①長岡出身で県外の大学・大学院・高等専門学校・専門学校に
通う一人暮らしの学生(約3,000人)
②長岡出身で県内市外の大学・大学院・短期大学・専門学校
に通う一人暮らしの学生(約2,200人)
(2) 市内学生応援事業
〇内容:ながおか・若者・しごと機構の主催事業や市との連携事業に
係る作業に協力する学生に長岡市共通商品券を配布する。
〇対象:市内の大学・大学院・高等専門学校・専門学校に通う学生
(市内4大学、高専、専門学校の学生数 約6,800人)
関 連 記 事: 6月補正初日提案から