昨日の記事(3月22日掲載)の続報である。


長岡市内の新型コロナウイルス感染症発症者の濃厚接触者全て(18名)の検査結果が明らかになった。昨日の8名に加え、残りの10名(家族、職場、医療機関関係者)も「陰性」だった。ひとまず全員陰性だったことは、封じ込めへの大きな一歩であろう。今後、接触したと申し出があったらすぐに検査をする。また、濃厚接触者18人の方は、保健所が健康観察をすることになっている。

今回のケースは、市外(福岡・東京への出張歴あり)で感染した可能性が高い。そこで、感染の拡大防止を強化するため、体育館や図書館など屋内公共施設(一部を除く、詳細は明日発表)を長岡市民のみの利用とすることとした。また、感染が拡大している地域への不要不急の移動は控えていただくよう市民にお願いしたい。

この3連休に東京・大阪をはじめ全国各地で「自粛疲れ?」の人出がいっぱい見られたとの報道が相次いだ。ヨーロッパなど海外帰国者から感染者が続出している現状を思えば、ここは、まだ耐えねばならない時期ではないだろうか。


長岡市としては、新型コロナウィルスに対しては慎重な対応をしていきたいと思う。感染拡大を防止し、市民の生命と医療体制を守ることを基本としながら、学校の再開と市民の日常生活などの回復を進め、地域経済を守る対策を講じていきたい。

市民への市長メッセージ(長岡市のホームページから)