一人10万円の特別定額給付金は、お手元に届いただろうか?
長岡市としては、迅速な給付のため体制をただちに整え、 できうる限りの対応をして きた。
4月23日(木) 特別定額給付金室(☎0258-39-2302)を設置
専任職員(5人)に加え、市民課職員を兼職させてスタート
5月 1日(金) オンライン申請受付開始
〃 2日(土) ダウンロード申請受付開始
さらにスピードを加速させるため人員増強
各部局から職員を動員し、土・日返上で給付業務を遂行
〃 25日(土) 郵送による申請受付開始
郵送受付を開始してから申請数が激増したため、処理申請数は、一日4,000件を超えた。コロナ対策をしながらの業務に市民の皆さんからのお心づかいの声もいただいた。これに応えて、できるだけ早く給付金をお届けるために、緊急的にさらなる体制拡大をした。
5月30日(土) 31日(日) 各部の部課長を動員、100人体制で業務遂行
6月 6日(土) 7日(日) 〃
振り返ると、100人体制を敷いた5月末から6月上旬がピークだった。スタッフはワンチームで給付金業務にあたってくれた。
対象の10万8,765世帯のうち、6月26日(金)の振込で 10万1,411件 (全世帯の93.23%)、254億円5,780万円が送金完了となる。
しかしながら、まだ4,900世帯あまりの方が未申請だ。給付金の申請期間は8月24日(月)まで。忘れずに申請していただきたい。
さて、私なら「10万円を何に使う?」などという野暮な質問はしない。
まず、生活の必要に充てる場合が一番多いと思う。将来〇〇のために蓄えておきたい場合もあるだろう。クラウドファンディングや買い物で応援したいという方や、施設や困っている所に届けようとされる方もおられるだろう──
実は、私たちの「“賢い消費行動”は“意味”を持つ」のだ。
消費行動※は経済に大きな影響を与え、世界を変える。
ちなみに先にご紹介した「やっぱり好きんが長岡 未来応援プロジェクト」、目標5,000万円のところ、ホームページ上の募金額にFAXでの申し込みを加えると、なんと1億円を突破したという。10万円の使い道においても、一人ひとりの選択と行動が大きな力を持つことに驚かされる。消費者はものごとの価値を評価し、促進させる力を持っている。社会を変えられるのだ。
ただし、メディアやネットに乗せられるのではなく、個々の確かな判断によることが大事だが。
<長岡市における特別定額給付金の概要>
〇予 算 額 269億5,089万4千円
〇対 象 者 令和2年4月27日において住民基本台帳に記録されている者
※対象者数:267,692人
〇支 給 額 給付対象者1人につき10万円
〇対象世帯数 108,765世帯
〇申請期間 8月24日(月)まで
(※) 消費行動=消費者の購買行動
タイトル画像: 電話で対応する職員
関 連 記 事: 支援の輪、波のように