長岡市は2021年から、長岡で暮らしながら首都圏企業に本社待遇で就職し、リモートワークで勤務する長岡ワークモデルを推進している (過去 記事参照)。現在、長岡ワークモデルの賛同企業は24社に拡大し、その実践者=働き手となるNAGAOKAナガオカ WORKERワーカーも順調に増えてきている。

本年4月1日(金)、USEN-NEXTユーセン ネクスト HOLDINGSホールディングス(東京都品川区)のナガオカワーカー1期生7人が入社式に臨んだ。かれら7人は、営業職や事務職として長岡ワークモデルを実践していく。同社は5月までにさらに2名を中途採用するなど、この取り組みを加速させているところだ。

賛同企業の一つ、KUNOくの(東京都港区)でもエンジニアの一人が昨年Iアイターンで長岡に移住し、リモートワークで勤めるナガオカワーカーとなった。着実に動きが広がってきたこと、頼もしい限りだ。

Iターンで長岡へ!〜KUNOのエンジニア木下博貴ひろきさん。ナガオカワーカーのコワーキングスペースUSEN SQUARE NAGAOKAやNaDeC BASEを活用し、リモートワークで働く。SNS等でこのチャレンジングな働き方を積極発信中。

 

■ アスリート×ナガオカワーカー

6月29日(水)、今年の冬季北京オリンピックにスキークロスで出場した長岡出身(青葉台小学校卒)の古野 さとしさんが表敬に訪れてくれた。

北京2022冬季オリンピック スキークロスに出場した古野 慧さん。ナガオカワーカー1期生だ。

古野さんは、USEN‐NEXT HOLDINGSの社員でナガオカワーカーの1期生でもある。現在は、スキークロスのオフシーズンのため、トレーニングを日中に行った後、リモートワークで勤務する生活を送っている。

将来の競技引退後のキャリアを見据え、競技に取り組みながら社会の一員として働くことができるナガオカワーカーを選択した古野さん、アスリートとして新しい働き方のロールモデルになりたいと熱く語ってくれた。もともとオリンピックではスポーツのアマチュア精神が讃えられてきた。このモデルはその精神にふさわしい。自信をもって前へ進めるのではないだろうか。

今後、古野さんに続くアスリートたちがナガオカワーカーを選択肢の一つとしてくれることを大いに期待したい。

 

 

■ インターンシップで未来のナガオカワーカーを発掘

政府は今年6月、企業が学生を採用する際、インターンシップ(就業体験)での評価を使うことを認める方針を決定した。

対象は2024年度に卒業・修了する大学生や大学院生で、学業との両立に配慮し、大学3年以降の長期休暇に実施する。インターンの類型によって5日間以上といった実施期間を定めることなどが条件。

長岡市としても、この機を逃さず、NAGAOKA WORKER協議会の参画企業や首都圏企業がナガオカワーカーを採用するためのオンラインインターシップによるキャリアトレーニング事業を実施する対象は、市内の大学生・高専生で、高度人材の長岡定着をプロモートするものだ。

具体的なイメージはこんな感じ──

・企業がインターンの学生に課題を提示し、学生はリモートワークで課題を遂行し、報酬が支払われる。学生にとっては、リモート勤務のやり方だけでなく、その企業で自身を活かせるかどうかが分かり、就職後のイメージギャップが少なくなる。※NaDeC BASEナデックベース を利用できる

・企業側にとっては、完全リモートワーク業務のノウハウ等が蓄積され、ナガオカワーカーを採用しやすくなる。求める人材と志望学生とのマッチングを確認できる。

長岡市としては、このキャリアトレーニング事業により、ナガオカワーカーのさらなる拡大、そして高度人材の地元定着の促進してゆきたい。

「新しい働き方」ができる長岡の魅力を大きく発信し、多くの若者や多様な人材、企業が集まり、交流しながら新しい価値を生み出すまちづくりを進めていこう。


   関  連  記  事 :
 NagaokaWorker始動! 長岡ワークモデル 

 
 タイトル画像:
 4月1日(金)、USEN-NEXT HOLDINGS 入社式。長岡ワーカーたちはオンラインで参加した。