いよいよ(というか、ようやく)、コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけ変更の動きが出てきた。 来春4月をめどに、「2類相当」から「 5類 (季節性インフルエンザと同等)」に引き下げる方向で検討に入った、ということのようだ。コロナ感染症については発生時から、国の見解や専門家らの発言も含め、何が正しいのか判じかねる印象をぬぐえない。見直しに当たっては、正確な医学的知見に基づいた、明快な方針転換がなされることを期待しよう。

発生から3年を経て、まさに転換点を迎えようとしている。ニンゲンの日常と活力を取り戻すときだ。来年は、あらゆる市民活動・交流・イベントを、以前のように、あるいはもっと新しい工夫と企画で全開していきたい(前回ブログ)と考えているので、長岡にとっても歓迎すべき見直しだ。

 

それとともに、増加が予想される来岡者らいこうしゃ(長岡に来る人)をお迎えする体制を充実させていかなければならない。来年以降の大きなテーマは、観光客・交流人口の増大だ。
ということで、今回は長岡「にぎわい復活」の1年を振り返ってみた。

 

 

 

 

■ 戻りはじめた“にぎわい”

 

感染が広がり始めた令和2(2020)年春以降の2年間、ほとんどの祭りやイベントが中止となった。だが今年の夏──、これまで積み重ねてきた感染症対策のノウハウを活かし、3年ぶりに長岡まつり大花火大会を開催した。これをきっかけに、地域の魅力にあふれた祭りやイベント活動も復活し、だんだんと元気な日常が戻ってきた実感がある。

 

2022年11月5日(土)「世界錦鯉サミット」に合わせ、錦鯉発祥の地・長岡に7か国約30人の駐日外交団(大使,公使ほか)が訪れ、花火館を見学した

 

道の駅「ながおか花火館」(令和2年9月オープン)の来館者が2年余りで260万人を超えた。連休や週末は県外からの観光客で大変なにぎわいとなっている。
昨年5月にオープンした栃尾地域交流拠点施設「トチオーレの入館者も15万人を超え、栃尾地域の交流拠点として定着してきた。また、寺泊地域の魚の市場通り(通称:魚のアメ横)
にも大型観光バスが見られるようになり、今年の来客数は感染禍前の水準まで回復してきており、この年末年始の書き入れ時の盛況が期待される。

年明け1月10日(火)からは「長岡市内宿泊応援キャンペーン」を再度実施する。今回は1人1泊あたりの宿泊料を20%割引く(上限5,000円、3月10日まで)。市内52施設が対象だ。

 

トチオーレで開催された「秋あじまつり」飲食コーナー

 

■ 改めて感じる長岡の魅力

 

今年は、改めて長岡の歴史の魅力を感じる1年でもあった。

幕末の長岡藩家老・河井継之助が主人公の映画「最後のサムライが全国公開となり河井継之助記念館で特別展を開催した。県外からも多くのファンが見学に訪れ、大いに賑わった。
また、良寛の愛弟子・貞心尼の没後150周年を迎えたことから、閻魔堂(長岡市福島町)にブロンズの貞心尼像が建立された。良寛と貞心尼の出逢いの地である和島地域では特別展を開催し、その魅力を大きく発信した。


国外での話だが、英国の世界文化遺産ストーンヘンジ・ビジターセンターの特別展に、岩野原遺跡(長岡市深沢町)で出土した火焔型土器
がシンボル的に展示され、注目を集めている。

こうした遺跡や歴史的資源は、長岡の各地域に多数ある。川口地域の荒屋遺跡(旧石器時代・国指定史跡)、和島地域の八幡林官衙はちまんばやしかんが遺跡(奈良~平安時代・国指定史跡)、栃尾地域の上杉謙信、与板地域の直江兼続など、全国に誇れるものが数多くある。

 

3年ぶりの与板十五夜まつり「登り屋台」

 

■ 来年はコロナと共生~ウィズコロナ

 

新型コロナウイルスも変異を重ね、ヒトとの共生の段階に入ってきた。「5類」への見直しは、そのように理解される。(それとも、コロナ感染症の実相が明らかにされていく過程なのだろうか?)
いずれにせよ、必要ならマスクをして(不必要ならマスクをとって)行動し、体調が悪かったら外出せず(学校・仕事は休んで)静養して人にうつさない、という基本は変わらない。
ちなみに、ワクチンは高齢者等で基礎疾患のあるかたはぜひ接種してほしい。乳幼児の場合は、特に持病がないなら接種の緊急性はないと思うので、主治医と相談し慎重に判断してほしい。

 

コロナとの共生(ウィズコロナ)となる来年。長岡の魅力、地域の宝物を活かして、交流人口・観光人口を増やし、宿泊・飲食への経済効果を高めていきたい。

 

2022年8月3日(水) 復興祈願花火フェニックス


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 タイトル画像:
 トチオーレで開催されたダンスイベント