長岡市は、姉妹都市のアメリカ・ホノルル市(ハワイ)と平和をテーマにした青少年交流、市民交流を活発に進めてきた。

産業分野にも 交流を広げ たい──と考えていたところ、栃尾地域の企業が、ハワイで最も古い歴史を持つアパレル会社のイオラニ社を訪れた折、アロハシャツの共同開発を提案してくれた。(写真下)
※ 平成29年3月のホノルルフェスティバルに参加した市民訪問団の一員

 

私の右がカワカミ社長 左が山信・西片営業部長

翌29年8月、イオラニ社・カワカミ社長が来岡し、生地の品質や高い技術力をじかに確認。2社による製品開発で栃尾産生地を使ったアロハシャツが完成した。

 

昨年2月に行われた完成イベントには、ホノルル市のコールドウェル市長も出席し、「ホノルル市が姉妹都市と経済交流するのは初めて。両市の間には戦争の暗い歴史があるが、それを乗り越えて新しい交流ができた。これを機にさらに絆が強まっていくことを望んでいる。」とスピーチ──さらなる発展を期待するメッセージ──があった。

 

そして、今年3月、市内企業で組織する「長岡国際ビジネス研究会」と協力し、ホノルルにある日系スーパー・マルカイホールセールマートで、長岡自慢の日本酒や食品などをPRする「長岡フェア」を開催することができた。同スーパーでは、これまでに東北や九州などのフェアを開催しているが、単独都市を冠にしたフェアは長岡市が第一号。
新型コロナウイルス感染症の影響で、残念ながら大々的な対面販売はできなかったが、市内15社約60種類の商品の7割を売り切ることができた。

 

 

9月1日(日本時間9月2日)、ホノルルの真珠湾で開催される「第二次世界大戦終戦75周年記念事業」において、慰霊と平和を願う長岡花火が打ち上げられる。
現地で立ち会うことはできないが、引き続き、戦争の痛みを知る両市の平和交流を深め、経済交流も広げ、市内企業の海外販路の開拓・地場産業の発展・地域経済の活性化に全力を尽くしてゆく。

 

 

 

■アロハシャツの共同開発
 長岡市:山信織物㈱ 
 ホノルル市:イオラニ社
 概要:平成31年2月、織物産地・栃尾地域の山信織物㈱の生地を、ハワイの老舗アパレルブランドであるイオラニ社がデザイン・縫製し、2種類のアロハシャツ250着を製作。同年7月にイオラニ社HPで販売開始。市内では数量限定店頭販売。
 素材:ポリエステル70%、綿30%(軽く涼しい新素材で、シワになりにくい)
 価格:135ドル

■ホノルルのスーパーマーケットで「長岡フェア」実施
 長岡市:15社(朝日酒造㈱/吉乃川㈱/㈲たちばな/㈱美松/㈱岩崎/越後製菓㈱/ミシマデリカ㈱/㈲エコ・ライス新潟/㈱与板製麺所/㈱マルシャン/アスミル㈱(あげ家松兵衛)/㈱ピーコック/㈲カクタ田中清助商店/㈱鈴木コーヒー/㈲毛利製作所)
 ホノルル市:マルカイハワイ社
 概要:令和2年3月のホノルルフェスティバルに合わせて、マルカイホールセールマートの特設コーナーで市内企業15社の商品約60種類を販売する「長岡フェア」を開催。新型コロナウイルス感染症によりホノルルフェスティバルは中止となったが、「長岡フェア」は予定どおり開催。
 主な商品:日本酒、味噌、洋菓子、和菓子、米菓、米、うどん・そば、パン、あぶらげ、たこ焼き、野菜茶、コーヒー、ランプシェード




 タイトル画像:    2020.03.04マルカイ長岡フェア